和名 ツユクサシュスラン 露草繻子蘭
葉がマルバツユクサに似ているという。
学名 Goodyera foliosa (Lindl.) Benth. ex C.B.Clarke var. foliosa
アケボノシュスラン var. laevis と変種関係にある。
分布 四国、九州、琉球諸島、伊豆諸島、小笠原諸島。四国では近年発見された。外国では、ヒマラヤからインドシナ、中国、台湾。
生態・形態 常緑広葉樹の、谷沿いなど湿った林床に生える。
茎は、匍匐して立ち上がり、数枚の葉をまばらにつけ、花期の高さは15〜30cmとなる。
花は淡紅色をおびた白色で、5〜12個つける。
花序・子房・萼片・苞葉などに腺毛あることで、アケボノシュスランと区別することができる。
花期 9〜10月

参考書: 日本のラン ハンドブック @ 低地・低山編カラー版 野生ラン(家の光協会出版)


2012/10/1
2015/9/23
2015/9/29
2015/9/23

アケボノシュスランとの見分け方


 アケボノシュスランとツユクサシュスランは同じような環境に生えており、花期も変わらない。 左=アケボノシュスラン、右=ツユクサシュスラン 左=アケボノシュスラン、右=ツユクサシュスラン
 ツユクサシュスランは、アケボノシュスランと比較して、全体的に大きく、花茎も長いといわれる。 しかし、一番明瞭な相違点は花序に短毛が有るか、無いかである。ツユクサシュスランは、子房、萼片、苞葉および花軸に短毛が目立っているが、アケボノシュスランのほうには、見られない。
 その短毛は、ルーペを使用するか、写真を拡大すればわかるが、離れて一見しただけでは判別ができないことがある。

 なお、両者は変種の関係にあるが、ツユクサシュスランが基準変種である。
 四国に自生するシュスラン属は、ほかに シュスランベニシュスランツリシュスランミヤマウズラオオミヤマウズラ があるが、これらはすべて萼片などに短毛がある。だから短毛の有無という観点から見れば、アケボノシュスランのほうが特殊だと言える。

2015/10/14

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