和名 タシロラン 田代蘭 
発見者 田代善太郎氏を記念したもの。
学名 Epipogium roseum (D.Don) Lindl.
分布 本州(群馬県以南)、四国、九州、琉球列島、伊豆諸島。 外国では、熱帯アフリカから熱帯アジア、南西太平洋諸島にかけて広く分布する。
生態と形態 常緑広葉樹や杉林などの湿度の高い林床に生える。近年、急速に自生地を拡げている。
全体がほぼ白色で、葉緑素をまったく持たない菌寄生植物である。
茎は、鱗片状の葉をまばらにつけ、花期には高さ10〜30(〜50)cmになる。
花は、5〜30個、下向きにつく。唇弁に赤紫色の斑点がある。
短期間のうちに、開花→結実→種子散布して、全草が地上から消える。
花期 5〜7月。四国では、6月下旬から。

参考書: 日本のラン ハンドブック @ 低地・低山編、 カラー版 野生ラン(家の光協会出版)


2007/7/3
2008/7/7
2008/7/7

果実

2008/7/7

タシロランの暮らしを見る

最初から見る
 ある洋ラン愛好家のご好意をえて温室で写真を撮っています。 ここでは、高い木に着いて生えているはずのランが鉢にミズゴケで植えられていたり、 南米ペルーのランの側にインドネシアのランがあっても不思議ではありません。 ですから、撮影するときは、できるだけ背景はぼかすようにしています。
 ところが、ランが自力で生活している場所に行って撮影した写真は、その背景からいろいろと想像することができて、面白い。 「常緑広葉樹林の林床に生える」と図鑑に書かれているタシロランが、杉の落ち葉の中からすーっと現れていたりするのです。
 野生ランを撮るときは、できたらその暮らしぶりが判るようにしたい。そのためにまわりの様子も写し込んだ一枚は撮っておくことにしています。

2007/7/4

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