和名 ムロトムヨウラン 室戸無葉蘭  
産地の高知県室戸市にちなむ。
学名 Lecanorchis taiwaniana S.S.Ying
2006年に、Lecanorchis amethystea Y.Sawa, Fukunaga & S.Sawaとして、新種記載された。
しかし、台湾において既に新種記載されていた L. taiwaniana と同定されたので、異名となった。
分布 四国(高知県)、沖縄県。外国では、台湾。
四国、九州、沖縄など亜熱帯的気候の地で、従来クロムヨウランとされていたものが本種である可能性もある。
生態と形態 亜熱帯的な気候の照葉樹林の林床に生える。菌従属栄養植物、いわゆる腐生ランで、まったく葉緑素を待たない。
クロムヨウランとの相違点は、茎の高さが20−45cmで大型であること、花のつく間隔が5−10mm間隔とややまばらであること、果実が茎に対してクロムヨウランより鋭角につくことなどである。
花期 7月〜8月
参考文献・サイト
Lecanorchis amethystea (Orchidaceae), A New Species from Kochi Prefecture, Japan (新種発表、2006)
ムロトムヨウラン(ラン科)を沖繩に記録する(新産地報告)
Epitypification, emendation and synonymy of Lecanorchis taiwaniana (2016)
ムロトムヨウラン(ラン科)を屋久島に記録する(新産地報告)


2008/8/2

 ムロトムヨウランの発見されたのは、室戸(高知県)であるが、ここは、黒潮の暖流が近くを流れ、亜熱帯的な土地である。 その後、沖縄でも新産地が報告されている。

2008/8/2 2008/7/27 2008/8/11
2009/8/21

 ムロトムヨウランは、良く開花し、開花時間も長い。クロムヨウランのような気難しさはない。





2008/8/2

 前年の果実の殻が残っている。クロムヨウランと比べて、果実の間隔は大きく、茎との角度は鋭角。

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