和名 ムカデラン 百足蘭 姿がムカデを思わせる。
学名 Pelatantheria scolopendrifolia (Makino) Aver.
従来、Cleisostoma scolopendrifolium (Makino) Garayとされた。
分布 本州(群馬県以南)、四国、九州。外国では、中国東部〜南部、朝鮮半島南部。
生態と形態 暖温帯の樹や岩に着生する。
細く硬い茎が、まばらに分枝しながら、長く這って伸びる。 革質で短い棒状の葉を2列に互生し、ところどころで短い気根をだして接着する。
ごく短い花茎が葉鞘を破って出て、1つの花をつける。
花期 6〜8月。四国では7月から。

参考書: 日本のラン ハンドブック @ 低地・低山編、 カラー版 野生ラン(家の光協会出版)


2008/7/16

 梅の庭木に着生していた。このように庭木で花を咲かせているムカデランを見ることが、時々ある。
 近くの神社の大木に着いていて、台風の後に落ちていることがあるので、それを拾ってきて庭木につけたものだろう。


2013/9/27 @牧野植物園

 全体で5・6個の果実が確認できた。百を超す花が咲いていたことからすると、ムカデランの結実率はあまり良いほうではない。


2010/7/21

 近くの神社の石塔についていた。この神社の杉や銀杏の大木にムカデランが着いている。 タネがこの石塔の上で発芽して、拡がったと思われる。ここは直射日光も当たるが、乾燥にも暑さにも強いランである。


ムカデランの暮らしを見る

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 神社の森の古木にムカデランが着生しています。 ほとんどの山が杉の植林となった今、神社に残る古木はこのランにとって天国でしょう。 でも、高い樹の上であれば肉眼で見ることは難しい、写真に撮るのはなお更のことです。
 撮影したのは、民家の庭の梅ノ木についていたものです。 風に乗ってタネが運ばれて発芽してものか、それとも、台風のあと境内で拾った1株を家人がこの木に括りつけたものか。 どちらにしても、長い年月を経ればもう自生の姿です。

2004/7/4

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