和名 フウラン 風蘭 木の上など風通しの良いところについている。 園芸品種は富貴蘭(ふうきらん)と呼ばれて、江戸時代から人気がある。
学名 Vanda falcata (Thunb.) Beer
Neofinetia falcata (Thunb.) Hu とされていたが、今は、Vanda属とする説が有力である。
分布 本州(茨城県以南)、四国、九州、琉球列島、伊豆諸島。外国では、中国東南部、朝鮮半島南部。
生態と形態 暖温帯〜亜熱帯の樹や岩に着生する。
茎は短く、基部から多くの気根をだして、樹皮に密着し、葉を蜜に2列互生する。 葉は線形、厚く革質で、断面はV字形。
葉腋から花茎をだして、3〜10個の花をつける。 花は、ふつう白一色だが、紅色を帯びることもある。
白い花色、長い距、甘い香りの形質は、総合的に、ポリネータとして、夜間に蛾の一種を誘う仕組みである。
花期 6〜8月。四国では7月から。

参考書: 日本のラン ハンドブック @ 低地・低山編、 カラー版 野生ラン(家の光協会出版)


2007/8/11

 谷川の側の樫の木で花を咲かせていた。


2007/7/21

 純白の色は夜の暗がりでも目立つ。甘い香りも放って夜行性のガを誘って、花粉を運んでもらう工夫だという。

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