地蔵堂 猪野々妙法寺にある。猪野常心という者がこの地に明法寺という寺を建て、地蔵仏を本尊としたて尊崇していたが、 承応元年に明法寺は廃寺となった。その後寺のあとに堂を建て本尊を安置したのがこの地蔵堂だと伝えられている。 南路誌に「当村の名本勘助が磬鐘を一つ持っている。其の銘に永享八年丙辰十一月日云々とあるが、これは明法寺の什物であろう。 今土地の人々は虫送りの時にこれを使っている」とみえており、長宗我部地検帳に「妙法寺之寺中卅五代ヤシキ下」とある。
 尚この地蔵堂には「百万辺の数珠」がある。 桐の木をくりぬいて作った珠五五三個を長さ約八十尺の綿糸にとおした大きなもので、 般若心経を百万辺唱えながら製作したものと伝えられている。 檀徒たちは堂の縁側に座して和尚の念仏と鐘の音に合わせ右回りに念仏を唱えながら廻して無病息災・万徳円満を祈念したという。 香北町史(松本実編集1968年発行)より

国土地理院発行2.5万分の1地形図「奈呂」より。
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